スタッフブログSTAFF BLOG

沖縄アイランドクルーのニュースをお伝えします。

大型で非常に強い台風１５号は２６日夜、沖縄本島を通過し、鹿児島県の奄美地方も暴風域に巻き込みながら、東シナ海を西北西へ進んだ。那覇市で信号待ちの９０代男性が強風にあおられて頭を打つなど沖縄県内で計４人が軽傷。鹿児島県・与論島では住宅１棟が全壊。避難勧告が出された地域もあり、沖縄、鹿児島両県で計約８５０人が避難している。九州地方は２７日夕にかけて、ほぼ全域で強風域に入る見込み。

　沖縄気象台などによると、鹿児島県・沖永良部島で最大瞬間風速４２．７メートルを記録。沖縄県では那覇、名護両市で最大瞬間風速が３０メートル以上に達した。那覇市で観測したこれまでの最大瞬間風速（１９５６年９月の７３．６メートル）に匹敵する猛烈な風が吹く恐れがあり、２７日昼過ぎにかけて、最大級の警戒を呼びかけている。

　台風は２７日午前０時現在、那覇市の北約８０キロの海上にあり、中心気圧９３０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は５０メートル。２６日夜、沖縄県名護市では１時間に３７ミリ、鹿児島県・沖永良部島で３６．５ミリの激しい雨が降った。２８日午前０時までの２４時間雨量は沖縄本島で３５０ミリ、奄美地方で２５０ミリを予想している。

　この台風で、那覇空港を２６日に発着する空の便は日本航空、全日空とも全便欠航。２７日も午前は多くの欠航が決まった。２６日夜の時点で、沖縄県内で１万１６００世帯、奄美地方で４万９４００世帯が停電している。

東京（ＣＮＮ） 大型で非常に強い台風１５号が最大瞬間風速７０メートル超と、観測史上まれにみる暴風が吹き荒れた。

那覇市の最大瞬間風速としては、１９５６年以来の強さを記録した。台風の雲は、沖縄本島の約２０倍に当たる２０００キロの距離を覆った。

大型台風15号はいつまで続くのか・・・